秦野市消防本部は、昨年1年間の救急出動件数が過去最多を更新したと発表した。2014年の救急出動件数は7315件(前年比129件増)。1日平均20件で、72分に1件の割合で出動した計算となり、これまで最多だった2012年を上回った。
高齢者の増加により、全国的に救急車の出動件数と搬送人員は増加傾向にある。消防本部によると、秦野市でも昨年の搬送人員6930人のうち、65歳以上の高齢者が占める割合は約54%(3736人)。急病による119番通報が一番多いという。「重篤な場合は通報をためらわないでほしい。突然死に至るサインを見逃さないよう、応急手当講習会などでパンフレットを配り、予防できるよう説明を行っています」と消防本部警防対策課。医療機関などにもパンフレットを置き、予防の啓発活動を行っているという。
一方で、救急車の適正利用にそぐわないケースも増えている。昨年の搬送人員のうち、入院を要しない軽傷者の割合は約42%(2887人)。中には「日焼けでひりひりするから」「入院先まで連れて行ってほしい」「病院の順番待ちをしたくない」といった理由で救急車を呼ぶケースもあるという。消防本部では緊急性がない場合は自家用車やタクシーを使うなど、適正利用を呼びかけている。
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