高松宮賜杯第59回全日本軟式野球大会(1部・B級)の神奈川県予選決勝戦が5月10日、南足柄球場で行われ、秦野市役所野球部(部員29人・吉藤直監督)が湘南ベロビーチドジャース(茅ヶ崎代表)を下し、初優勝を果たした。同大会1部の優勝は秦野勢で初。
大会には、県内各地区を代表する強豪8チームが出場。秦野市役所は初戦でMY WAY(小田原代表)と対戦。3点リードで迎えた最終回に1点差に詰め寄られ、さらに満塁というピンチを切り抜け4対3で勝利。2試合目、準決勝の相手ドリームキャッツ(川崎代表)は昨秋の東日本大会県予選決勝で破ったチームだ。互いに譲らぬ引き締まった展開で1対1のまま延長戦へ。迎えた12回、秦野市役所に1死1・2塁のチャンスが到来。しかし次打者が内野ゴロ、ダブルプレーかと思われたがまさかの悪送球で勝ち越し。その裏の反撃を抑え逃げ切った。
エースが力投
ここまでの2試合21イニング、ひとりでマウンドを守ってきたのが高橋秦一郎さん(40)。絶妙なコントロール、大きく割れるカーブが持ち味のエースだ。
準決勝と同日に行なわれた決勝戦で、秦野市役所は疲労を考慮しエースを温存。すると3回までに5対4と劣勢に。たまらず4回から高橋さんが登板しテンポよい投球で流れを引き戻すと、5回に同点ホームランを含む一挙5得点で逆転。終盤にも追加点をあげ10対8でゲームセット。チーム一丸の戦いでみごと栄冠を勝ち取った。高橋さんは優秀選手賞を受賞した。
同チームは7月4日、関東大会(茨城県)で千葉県代表と対戦。勝利すると9月の全国大会(北海道)の出場が決定する。
吉藤監督は「部員を支えていただいている職場の方々、野球協会、家族への感謝を胸に全国大会出場を目指して頑張りたい」と抱負を述べた。
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