秦野市立上公民館(菖蒲1587の16)で7月8日(水)まで、平安期の七夕を再現した特別展「古(いにしえ)の七夕飾り」が開催されている。
昔から伝わる伝統を再現し、子どもたちや若い人に見てもらおうと、同館と地域住民が協力して2005年から行っている。
中心になり準備を進めたのは、郷土研究家の前場芳雄さん(86・三廻部)と府川保さん(78・菖蒲)。棚には豊作を祈ってダイコンやカリントウといった物も供えられ、その一つひとつから七夕のルーツを探ることができる。
特別展初日の6月30日には、上幼稚園の園児12人が願い事を書いた短冊を持って公民館を訪れた。設置されている竹に自分たちの手で短冊や折り紙で制作した飾りを飾り付けた。
短冊には「あしがはやくなりますように」「ピアノがうまくなりますように」といった願いが書かれており、園児は「叶うといいな」と笑顔を見せた。
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