8月30日(日)に投開票が行われる秦野市議会議員選挙。本紙の調べによると、現職全員(24人)が出馬の意向を明らかにしている。さらに7月22日時点で8人の新人が出馬に名乗りを上げており、今市議選は、現職・新人入り乱れる激しい選挙戦となりそうだ。
定数は今回の選挙から24人に
秦野市議会では議員定数を26人から2人削減。今回の選挙から24議席を争うこととなる。
本紙の取材によると今選挙には、24人の現職全員が出馬の意向を明らかにしている。7月17日に開催された立候補予定者事前説明会にも、現職全員の関係者らが出席した。9期目のベテラン横溝泰世氏(63・無所属)、高橋文雄氏(81・無所属)、和田厚行氏(68・社民)の3氏は揃って10期目を目指す。9期目を目指す諸星光氏(80・無所属)、8期目を狙う阿蘇佳一氏(66・みんなの改革)も意欲を見せる。公明党は横山むらさき氏(55・2期)・野田毅氏(60・1期)・山下博己氏(53・1期)と顔ぶれは変わらず。共産党の露木順三氏(63・2期)と佐藤文昭氏(63・2期)も揃って再選を目指す。労組系を支持母体とする大野祐司氏(54・無所属・4期)と八尋伸二氏(52・無所属・1期)も出馬の意向だ。前回初当選を果たした古木勝久氏(63・無所属)と折口隆二郎氏(64・無所属)も再選を目指す。
その他吉村慶一氏(60・無所属・5期)、佐藤敦氏(54・無所属・3期)、木村眞澄氏(64・無所属・4期)、今井実氏(63・無所属・2期)、小菅基司氏(50・自民党・3期)、川口薫氏(58・自民党・3期)、込山弘行氏(57・無所属・6期)、村上茂氏(65・自民党・3期)、高橋照雄氏(66・自民党・3期)、風間正子氏(68・無所属・5期)も取材に対して出馬の意向を明らかにしている。
新人8人が名乗り
一方今回の市議選には、多くの新人が名乗りを上げている。行政書士で元外務省調整官の相原学氏(67)は「安心で暮らしやすい地域づくり」を掲げる。元秦野青年会議所理事長の加藤剛氏(42)はPTA活動の経験などを活かし「子どもを産み育てる環境の充実」を掲げる。元秦野建設業協会副会長で市内の建設会社役員を務めた経歴を持つ小泉一氏(56)は「秦野赤十字病院の分娩業務再開に努める」としている。総合保険代理店などを営む小松山好男氏(56)は「地方創生・雇用創出により、働きたい街・住みたい街、女性が輝き元気に活躍する街」などを訴える。建築業の谷和雄氏(54)は「行政と地域との橋渡しをしたい」などと話す。元都立高校教諭の長友くに氏(68)は、「人の命、自然の恵みを大事にする政治」を訴える。しぶさわ幼稚園と渋沢小学校でPTA会長などを務めた経歴を持つ野々山静香氏(44)は「女性の視点で子育て世代の想いや声を届けたい」と主張する。元秦野商工会議所青年部会長の福森真司氏(45)は「産・官・学・民・医の連携により地域力を向上させ、住んで良かったまちづくりに取り組みたい」としている。その他、事前説明会に出席した会社員の神崎秀幸氏(60)は本紙の取材に対して「検討中」と回答。また3月の神奈川県議選に出馬した鎮西美保子氏(56)は「今回の市議選に出馬の意思はない」と答えた。
大混戦の様相に
2011年に開催された前回の秦野市議選は、26議席に対して27人が立候補。新人5人が当選を果たした。投票率は43・84%に留まった。今回の選挙では24議席に対して30人以上が出馬する公算で、現職新人入り乱れる、激しい選挙戦が繰り広げられることになりそうだ。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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