(PR)
「楽にできる」大腸内視鏡をめざす 医療レポート 大腸がんは早期発見がカギ 取材協力/伊勢原協同病院
日本人の死亡原因で最も多い病気である「がん」。その中でも「大腸がん」は臓器別がん死亡原因の男性第3位、女性第1位となる注意すべき病気のひとつ。
地域の中核病院である伊勢原協同病院(高畑武司病院長)で、『苦痛の少ない』大腸内視鏡検査に取り組む壁島康郎外科診療部長に話を伺った。
「大腸がんの発生率が高くなる40歳を過ぎたら一度検査をお勧めします。まずはご自身の腸の状態を知る事が必要です」と壁島診療部長は話す。
一般的に「つらい」や「痛い」、「恥ずかしい」などのイメージが先行してしまっている大腸内視鏡検査。壁島診療部長は「当院では、苦痛の少ない大腸内視鏡検査として、鎮静剤を使用した検査を行っています」と話す。これは鎮静剤で軽く眠ったような状態で検査を行うもので、苦痛も少ないという。また「以前に比べ下剤も半分に減り、細いスコープや吸収率の高い炭酸ガスを使用するなど、患者さんが楽になるように取り組んでいます」と話す。
大腸がんは、リンパ節への転移の可能性が低い早期発見であれば、比較的大きい腫瘍でも、ESDという内視鏡での治療が可能なものもあるという。また、同院には日本内視鏡外科学会技術認定医が勤務しており、年間で約200件の腹腔鏡下手術を行っている。「腹腔鏡下手術では、開腹手術に比べて傷も痛みも少なく、早期の社会復帰が望めます。自覚症状の少ない大腸疾患、お悩みの方は気軽にご相談ください」と壁島部長は話す。
|
|
|
|
|
|