記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 7月30日0:00更新
沼代に住む80代のおじいさんから70年前の「土用の丑の日」の話を聞いた。昔は辺りの川にも鰻がいて、子どもたちが籠を仕掛けて捕まえ、家族で素焼きにして食べたそうだ。「この時期、川には色んな家の籠が沈められていたけれど、よその家の籠を取っていくような人はいなかったよ」とその人は遠くを見る。当時の大人たちは、子どもたちが誇らしげに捕ってきた鰻を、どんな気持ちで味わっていたのだろうか。 (記者T)
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