プールの中の子どもたちに泳ぎ方の説明をする中村さん
アテネ五輪や北京五輪の２００ｍ背泳ぎ銅メダリスト、中村礼子さん（33）が９月12日、秦野市立おおね公園の温水プールで市内の小学生40人に水泳を教えた。けのびやキック、背泳ぎのフォーム指導に加え、子どもたちの前で１００ｍメドレーを披露。飛沫を立てない奇麗な泳ぎに、参加した子どもたちや見学する保護者が「すごいね」などと話していた。
この水泳教室は、神奈川に縁のあるスポーツ関係著名人などの組織「かながわアスリートネットワーク」のメンバーである中村さんに、秦野市が依頼し開いた。
中村さんは「話を真剣に聞いてくれる子ばかりで私自身も楽しめました」とにっこり。週に３回市内のスイミングスクールに通っているという女の子は「キックのときに足が水面から出てもいいと分かり、泳ぎやすくなった。これからも練習を頑張ります」と話した。
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