子どもたちが市内の店舗や企業、施設などを訪問し、見学や仕事体験などを行うことで、まちの魅力を再発見し、仕事や職業の楽しさや厳しさを実感してほしいと、秦野商工会議所青年部(関野裕太郎会長)は11月21日、「第4回ぽっぷハートつながり隊inはだの」を開催した。
この日は子どもやその保護者らおよそ30組が参加。午前中は5班に別れて市内の渋沢百貨店、クリーニングきりやま、有限会社キシ商会、キクスカフェ、シャトレーゼでケーキ作りや服をたたむなどの作業を体験した。
参加者らは午後からは社会福祉法人寿徳会が運営する、特別養護老人ホーム松寿苑へ移動。昼食後、同施設の職員の解説を聞きながら、白内障などを患った高齢者の視覚を再現できる特殊なゴーグルを付けて、車いすに座り高齢者体験をした。2人1組になり、細い道や曲がり角、デコボコの段差を付けたコースを車いすを押して巡った。高齢者の体験をした子どもは「ゴーグルを付けるとぼんやりとしか見えなくなって怖かった」と話し、車いすを押す役の子どもの1人は「段差を越えるのにとても力が必要だった。乗っている人を落とさないように気を付けなければいけないと感じた」などと感想を話した。
関野会長は子どもたちに向かって「一人ひとり思いやりを持てば住みよいまちになるはず」と訴えた。
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