「ママさんバレーボール」の市内ナンバー1を決める「秦野市長杯争奪家庭婦人バレーボール大会」が7月18日、市総合体育館メインアリーナで開催された。節目の第30回大会を迎え、秦野市家庭婦人バレーボール協会の加藤千恵子会長(68・戸川在住)に話を聞いた。
大会は、21点の2セット先取のトーナメント方式で行われ、21チームが熱戦を繰り広げた。
優勝は、県大会を制したこともある強豪、鶴巻クラブ。4試合ともストレート勝ちで貫禄を見せつけた。
準優勝は北クラブ、3位にはサウスウィンドと本町クラブが入った。
大会中、試合に熱い視線を向けていたのが加藤会長。2002年からの現職を含め約40年間、市内の「ママさんバレーボール」の発展に尽力してきた功労者だ。
中学時代にバレーボール部に所属し、高校は陸上部で短距離競技に汗を流した。結婚を経て25歳、子どもが幼稚園時代に参加した保護者の大会で再びバレーボールに触れた。「幼稚園に送ってから練習して、迎えに行って。とても楽しかった」と当時を振り返る。
卒園後は、北クラブの創設に携わりバレーボールを続けた。膝の故障により50歳でプレーヤーを引退したがその後は監督を務め、今大会もベンチ入りしている。
「バレーボールは幅広い年代が一緒にプレーできて、大勢の方と仲良く交流できるところが魅力」と笑顔を見せる。
同協会の前身は1971年、秦野市レクリエーション協会「ママさんバレーボール部」として活動を開始。当時から加藤会長は会計などを務めていた。2011年に、レク協会を離れスポーツ競技中心に活動する体制となった。
協会の1年間の活動は市長杯を含めて5大会、ベテラン選手が試合を楽しめるようにと設けた45歳以上対象の大会を3回、審判講習会を3回開催している。
現在は、26のクラブチームと7つの45歳以上のチームが所属し、20代から80代の選手が登録している。
ピーク時の1970年代には47〜48チームが活動していたが、女性を取り巻く環境の変化などにより徐々に減少。「あの頃はママさんスポーツといえばバレーボールくらい。いまは競技も多様化している」と加藤会長。近年は、競技団体の増加とともに体育館の確保に苦労しているという。
加藤会長は、「協会として、バレーボールを生涯スポーツとして楽しんでいただけるように、また技術向上の場として積極的に活動していきたい」と今後の抱負を述べた。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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