神奈川県立秦野高校(神戸秀巳校長)の生徒や教職員ら約40人が7月15日から17日、岩手県陸前高田市や宮城県気仙沼市などの東日本大震災の被災地を訪問し、現地の高校生らと交流を深めた。創立90周年記念事業のひとつで、復興の現状と防災のあり方などを学び、学校や地域の防災活動に役立てることが目的。
参加者は、震災遺構として一部保存が決定している旧気仙沼向洋高校や南三陸町防災対策庁舎などを見学し、被害状況などの講話に耳を傾けた。また、同向洋高校近くで植樹を行った。
秦野高生徒会長の原秀彰さん(2年)は「閖上地区で津波の高さに合わせた慰霊碑を見て高さを実感した。”津波がきたら自分の命を守れ”という言葉が印象的だった」と話し、2年ぶりに被災地を訪問した有馬幸之介さん(1年)は「防災庁舎の周りがかさ上げされていて復興が進んでいることを実感した」と感想を述べた。
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