秦野警察署(横山俊二署長)が7月22日、市内にあるコンビニエンスストア全61店舗と「地域安全安心に関する協定」を締結した。地域警察署が主催してコンビニ全店と協定を結ぶのは全国的にも珍しいケースだという。
この協定は、制服警察官がコンビニに立ち寄ることで犯罪の未然防止につなげるとともに、情報提供など通して警察署とコンビニの協力体制を確立することを目的に締結された。昨今、振り込め詐欺に使われるATMにコンビニが指定されるケースが増えていたり、夜間に不審者を避けるための駆け込み場所になるなど、コンビニが果たす役割が増えているという。そこで秦野署が呼びかけを行い、協定締結が実現した。
締結式には、秦野地区深夜スーパー防犯協力会(会員数35店舗)の柳川朗会長のほか、同会に加入していない店舗を代表し、(株)セブン-イレブン・ジャパンの湘南地区ディストリクトマネジャー・倉持高志氏が出席。横山署長は「各店舗を地域の防犯灯として、そこに制服警察官の姿を見せることで警戒態勢を強化し、安全で安心して暮らせる地域社会の実現を図りたい」とあいさつ。管内に7つずつある交番・駐在所と同様の拠点としてコンビニの店舗を位置づけ、犯罪抑止と事件の早期解決への期待を寄せた。柳川会長は「巡回時にパトカーを停める場所としても使っていただければ。市民の安全のため、店舗を役立てて欲しい」と話し、協定書に署名したあと、固い握手を交わした。
今後は全店舗に協定書が配布され、店舗には「警察官駐留・立寄強化店」のステッカーが貼られる予定。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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