秦野市は11月15日、市立の小中学校・幼稚園として今シーズン初めて、市立末広小学校でインフルエンザ患者の発生に伴う学級閉鎖を決定したと発表した。例年インフルエンザの流行ピークは1〜3月。インフルエンザによる学級閉鎖の発生時期としては過去5年間で最も早い。
今シーズン初めてインフルエンザ患者の発生に伴う学級閉鎖を行ったのは、末広小学校。15日に、6年2組(36人)でインフルエンザによる欠席者12人を含む16人が欠席。6年1組(36人)でも同3人を含む7人が欠席したことから、両クラスで16日〜18日の3日間の学級閉鎖を決めた。
その後、市立本町中学校の2年6組(33人)でも18日報告時点で10人が欠席し、18日〜20日の学級閉鎖を決定。21日には11人が欠席し、23日まで学級閉鎖を延長した(11月21日現在)。それぞれ半数ほどがインフルエンザによるものだった。
毎年11月下旬〜12月上旬頃に発生が始まり、翌年の1〜3月頃に流行のピークを迎えるインフルエンザ。市立の小中学校・幼稚園でシーズン初の学級閉鎖が始まった日に関しては、2年前が2014年11月20日と早かったが、例年1月中旬以降。今シーズンは過去5年間で最も早い。
平塚保健福祉事務所秦野センターによると、秦野市全体で流行が早いかはまだ判断できないものの、45週(11月7日〜13日)の秦野市内の報告件数は5件で、その前の週までの0〜1件と比べると、増加傾向にあるという。
同センター職員は「冬になってから予防接種を受けようと考えていた人が受ける前に感染してしまった可能性もある。予定している人は早めに受けて欲しい。またウイルスを体内に入れないよう手洗いとうがいを心がけてほしい」と話している。
インフルエンザは感染者の咳や唾液中のウイルスを気道に吸い込むことで感染する。人が多く集まる場所は拡散しやすく、特に子どもや高齢者は重症になることもあり注意が必要。
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