出雲大社相模分祠(秦野市平沢1221)は、境内の西側に広がる「千年の杜」が植樹され10年になることを記念して、森の入り口にステンレス製の珍しい三本足をした鳥居のオブジェを設置した。
この鳥居のオブジェは金属を素材に様々な作品を手掛ける芸術家、吉本義人さんの作品。素材はステンレスで、熱して赤くなったステンレス板を叩いて造形されているのが特徴。大きさは幅2mで高さ約2m30cm、作品名は「記憶としての構造」。吉本さんは「21世紀に生きる私たち人間も、古代からの暮らしの中で長い記憶の上に成り立っている。そこでこの作品は”記憶”をテーマに構成しました」と話す。
外見上の特徴は、神社の鳥居には珍しく3本足となっていて、そのうちの1本は流れる水の中に置かれている。同神社の草山清和宮司は「湧水のあるこの森にふさわしく、水と森、そして人を表し3本の足としました。これから初詣に来られる方たちに、1人でも多く見て欲しいです」と話した。
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