県立秦野曽屋高校の2年生、江原北斗さんが、第55回全国高等学校生徒英作文コンテスト「2年・3年生の部」で優秀賞に輝いた。同コンテストには全国から2万4881作品の応募があり、昨年11月に入賞者が発表された。同部門で優秀賞に選ばれたのは5人のみ。
同コンテストは、全国英語教育研究団体連合会(磯部篤会長)が高校生の英語力や英語による発表能力の向上を目的に毎年行っている。「1年の部」「2年・3年の部」それぞれで校内審査を行い、学校代表作の中から、大学教授らによる審査員が選考した。
江原さんが応募した2年・3年生の部では、共通題「Age 18: The First Step of Our Adulthood」(18歳/大人への第一歩)に沿って、301〜600語の英作文をつくる。同部門に1万3706作品が応募される中、最優秀賞1、優秀賞5(江原さんを含む)、優良賞10、入選104が選ばれた。
江原さんは、a promise on a personal basis(人との約束)、a promise in public(公共のルール)、そしてa promise with yourself(自分自身との約束)の3つで作文を構成。約束を守ることで人との信頼関係を築き、自身の目標を達成する中で、大人になっていくのでは、と結論づけた。
審査員から、高校生らしい真面目な主張、文章構成などが評価された。
「約束を守る」シンプルな主張
江原さんは1年生のとき「苦手な英語を克服できたら」と、同校の英会話サークルに入会。サークルでは各自が自主的にスピーチコンテストなどに応募しており、「スピーチよりは、やりやすそう」という理由で英作文コンテストを選んだ。
「大人への一歩とは何だろう…」。夏休み、周囲の大人たちを見ながら共通テーマについて考える中で、約束を守ることの重要性に気づいたという。
夏休み明け、作文を添削した英会話サークルの山本健央顧問は「高校生らしいシンプルなメッセージや、大人になる上で忘れてはいけないことについて書かれていた。審査でもそれが評価されたようです」と話す。
江原さんは「応募数の多いコンテストなので、まさか自分が受賞できるとは思っていませんでした。授業の予習・復習をすること、朝遅刻をしないことなど、自分との約束を今後も守っていきたいです」と話した。
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