神奈川県は昨年12月27日、「県内市町村の給与水準及び総職員数の状況」を公表した（２０１６年４月１日現在）。
給与水準では、県内市町村のラスパイレス指数（国家公務員の給与を１００とした場合の地方公務員の給与水準を示す）の平均は、前年より１・４ポイント低下の１００・７。同指数が１００未満の市町村は、県内33市町村のうち13市町村だった。
同指数の最高値は葉山町の１０３・４、最低値は真鶴町の91・２。政令指定都市（横浜・川崎・相模原）を除く16市の平均は１００・８で、秦野市は１０１・１だった。
職員数は、県全体で７万２５９５人で、前年より４９０人増。１９９６年から17年連続で減少していたが、２０１３年に増加に転じて以降４年連続の増となった。増加の主な理由は、消防力の充実強化のため、病院の診療体制の充実強化のため、マイナンバー制度関連業務の増に対応するためなどが挙げられている。秦野市の職員数は、前年から７人減の１０６３人だった。
人口１万人当たりの職員数は、県全体平均が79・46人。指定都市を除いた「市」の平均は81・90人で、秦野市は64・98人だった。
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