平成橋の秦野駅側交差点付近で10mほどが未整備だった歩道について、土地の収用手続きが裁決され、昨年12月21日から拡張工事が始まっている。2月中に完成する予定。
秦野駅北口の歩道整備については、市が進める都市計画事業の中で実施されており、1999年2月に認可を受けて開始された。都市計画道路として、全幅12mのうち3mを歩道として整備することになっており、2009年3月に事業が終了している。しかし、平成橋付近の一部の土地が未整備のまま残っていた。
秦野市は地権者と交渉を続けてきたが、用地取得について難航したため、2014年11月に土地収用法に基づく手続きを開始。しかし、この手続きについて当時の市道路整備課職員が法で定める立会い、署名等を求める手続きを履行しなかったことが判明し、市は裁決申請を一度取り下げていた。当該の市職員らについては、昨年10月に懲戒処分が行われている。
その後、市は法に沿って手続きを踏み直し、2015年8月には再度申請を実施した。2016年5月には収用の裁決がなされ、土地収用が行われることになった。
市道路整備課によると「この場所は、2つの都市計画道路が交差する重要な地点。バス路線となっているほか、車通りも多く、場合によっては歩行者が車道を歩くことになり危険があった」と話す。市は12月21日から、「一日でも早く歩道を整備し、安全に通行してもらおう」と更地化し、アスファルトによる仮舗装を行った。
今後は、駅北口付近の歩道と同じようにインターロッキングと呼ばれる組み合わせ型のブロックで本舗装を行う予定。また、点字ブロックも敷き直すほか、現在、歩道の中央にある信号機の移動も合わせて実施する。歩道の整備は2月中の完了をめざすという。
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