秦野市の卓球クラブ「嵐」に所属する山本煌翔(きらと)選手(南中学校1年/大会時は南小6年)が、3月24日から26日に鳥取県で開催された第14回全国ホープス選抜卓球大会に神奈川県選抜メンバーとして出場し、団体戦で準優勝に輝いた。
全国ホープス選抜卓球大会は、各都道府県の予選大会で勝ち抜いてきた小学6年生以下の選抜メンバーが、県代表として団体戦を行う大会。
神奈川県予選は1月15日に、潮風アリーナ(三浦市)で開催された。過去の成績によって選ばれた選手のみが出場するため予選からレベルの高い試合展開の中、山本選手は男子6年生以下の部で決勝戦まで勝ち進み、ライバル選手と対戦。接戦の末見事1位となり、全国への切符を手にした。
チームワークで突破
全国大会の県選抜メンバーは、予選決勝戦で戦った2位選手(6年)と、5年生、4年生、3年生の5人。山本選手はキャプテンを任された。
大会は48チームが出場。ブロックごとにリーグ戦が行われ、各リーグの1位チームが1位トーナメントに駒を進める。他チームの選手は全国ランキングの上位者ばかりで、国際大会に出場するナショナルチームの選手も出場していた。
当日、初めての選抜大会に緊張を隠せなかったという山本選手。予選リーグの個人結果は勝ちを掴むことができなかったが、それでもメンバーらに声をかけながら団結力を高め、2勝0敗の結果で1位トーナメント進出、ベスト16入りを果たした。
「負けないぞ」と気合いを入れ挑んだという1位トーナメント。山本選手が特に印象に残っている試合は、兵庫県チームと対戦した2戦目。先に2セットを取られたものの、そこから2セットを取り返しフルセットへ。6対10まで追い込まれていたが、速攻でカウンターを決めるなど、6点連続で点を取り逆転。144cmの小柄ながら、強みの「ねばり」で勝利を掴んだ。
チームは激戦を勝ち進み決勝戦へ。惜しくも岡山県チームに3敗1勝の結果となったが、全国準優勝に輝き、メンバーらは大いに喜んだ。
「強豪選手ばかりの大会で準優勝になり驚いている。厳しい試合ばかりだったが、キャプテンとしてチームを引っ張っていこうとメンバーに声をかけることなどを意識した」と話す山本選手。選抜チームの監督やコーチからも「チームワークの勝利」と評価されたという。
同チームは今回の結果を受け、4月2日に神奈川県卓球協会から表彰された。
山本選手は、今春から中学校の部活動と卓球クラブ「嵐」を並行して練習に励んでいく。「『人より1本でも多く打ち返すこと』をモットーに、今後は部活の団体戦でチームに貢献したい」と意気込んだ。
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