迷子の子どもを適切に保護したとして、秦野警察署(片山真署長)は6月9日、神奈川県立曽屋高校1年の品田晟(せい)さん、村瀬智哉さんに感謝状を贈呈した。
2人は5月1日の午後5時ごろ、学校からの帰宅途中に落合交差点近くの歩道で泣いている2歳の女児を見つけた。保護者らしき人は近くにおらず、周りには大人もいたが見て見ぬふりをするばかりで、「このまま放っておいては危ない」と2人は女児を保護。その後、近所の人に車を出してもらい、秦野駅前の交番まで連れていったという。
贈呈式では、片山署長から2人の適切な保護に対して謝辞が贈られ、感謝状が手渡された。村瀬さんは「保護して良かった」、品田さんは「交番に連れて行ったのは正解だったと思う」とそれぞれ感想を話し、女児の無事を喜んだ。最近では、子どもに声をかけることで連れ去りと勘違いされることを嫌い、見て見ぬ振りをしてしまうケースもあるという。片山署長は「純粋な気持ちで一歩踏み出したことは、大変勇気ある行動。事故や事件に巻き込まれる前に、早い保護をしてくれて良かった」と話した。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
自殺予防月間にキャンペーン3月15日 |
|
|
|
|