秦野警察署(片山真署長)が7月27日、管内で急増しているキャッシュカード手交型振り込め詐欺の発生に歯止めをかけるため、「なでしこ」をキャッチフレーズに特殊詐欺撲滅緊急対策を開始した。
なでしことは、【な】名の知れたデパート装う【で】電話に注意【し】市民をだます詐欺犯人【こ】根絶するぞ!の頭文字を組み合わせたもの。なでしこは市の花にも制定されており、「それだけ強い思いで任務にあたりたい」と署員は話している。
また、女性警察官と女性事務職員のみで構成された犯罪抑止隊「はだの乙女隊」の任命式も同日行われた。事務職員も含めた女性のみの部隊は県下初。
今後、約2万世帯ある高齢者宅の戸別訪問や防犯ボランティア団体等と合同でパトロールを実施し、振り込め詐欺被害抑止を図る。
管内の2017年特殊詐欺発生状況は23件、被害額は約2600万円(7月31日現在)。
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