秦野市議会第3回定例会の初日となった9月5日、正副議長の人事が行われ、議長選選挙の結果、阿蘇佳一議員(69、民政会、8期)が第64代秦野市議会議長に選出された。阿蘇議員は2001年9月から翌年9月までの1年間議長を務めたことがあり、今回2回目の議長就任となる。
秦野市議会では、2015年の改選後、それまで1年任期だった議長の任期を2年ごとの交代とし、議会の透明性を図るため、立候補制を導入した。
今回の議長選には阿蘇議員のほかに小菅基司議員(52、自民党・新政クラブ、4期)が立候補。互いに所信表明を行い、その様子はインターネットで中継された。投票結果は12対12の同票数となったため、公職選挙法に基づき抽選を行い、その結果、阿蘇議員が議長に就任することが決まった。
阿蘇議員は「驕らずしっかり議会運営に務めていきたい」と話す。「議会全体の気持ちを大切に、本来のチェック機能といった議会の役割を果たすことはもちろん、災害対策や高齢者対策などの課題解決に向けた提言ができるよう、議会一丸となって成果を上げていきたい」と抱負を話した。
秦野市議会第3回定例会の会期は10月4日まで。今議会では、2016年度秦野市一般会計歳入歳出決算をはじめ、特別会計の歳入歳出決算の認定に関する議案、約6900万円に及ぶ2017年度一般会計補正予算案などが上程されている。また、9月26日から28日には一般質問が予定されている。
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