清掃を行っているメンバーら
秦野市南が丘の「エクシードシニアクラブ」（権藤和雄会長）の有志が、同クラブ発足当初から、南が丘公園前バス停付近の清掃活動を続けている。
このバス停付近は落葉樹が多く、秋になると擁壁沿いに落ち葉が堆積し、虫が発生したり、ゴミが多く捨てられていた。そこで、自分たちの住む地域を綺麗にしようと、３年前に同クラブを発足した際、参加できるメンバーで清掃活動を開始。初回の清掃ではゴミ袋30袋がいっぱいになったという。
現在は月に１回、落葉の季節になると月に５〜６回集まり、落ち葉やゴミを集めるほか、花壇の整備も行う。参加するのは毎回６人程度で多いときは１回で50袋ものゴミが出るという。
清掃リーダーを務める杉山文雄さんは「バスを使う人たちに、花壇の花で少しでも楽しい気持ちで出かけてもらえれば」と話す。花壇にはマリーゴールドや朝顔、冬にはパンジーなどを植えており「綺麗になった」と喜ぶ住民も。一方で、ゴミやタバコの吸い殻を放置する人もいまだにおり、「気持ちよく使えるようにしてほしい」と呼びかけた。
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