秦野市を舞台に製作された映画『じんじん〜其の二〜』の地域上映会が10月7日、9日、10日にタウンニュースホール(秦野市南矢名)で開催された。3日間で7回上映され、約800人が足を運んだ。
じんじんの撮影には、たばこ祭のシーンなどにエキストラとして数百人の市民が参加していたことから、この地域上映会を楽しみにしていたという人も多く、中には2回、3回と映画を楽しむ人もみられた。
また、初日には、企画・主演を務めた大地康雄さんの舞台挨拶も行われ、製作秘話や秦野市の印象など巧みな話術で約20分のトークは笑い声に包まれた。
環境が人をつくる「秦野はきれいなまち」
誰の心の中にもある”勇気”。その勇気を持って一歩を踏み出し、苦しくても成し遂げる。それが次の勇気につながる。これを繰り返し、いずれ勇気は”やる気”に変わる――。
”勇気”というメッセージを込めて製作したという大地さん。「だからこそ若者に見てもらいたいんだ」と穏やかな口調で語る。秦野の豊かな自然の中で人々の優しさやつながりが描かれたハートフルストーリー。親世代、祖父母世代、どの年代でもそれぞれの勇気を感じることができるといい、「ぜひ家族で見てもらいたいね」と主人公と同じ優しい笑顔を見せた。
先月行われた第70回たばこ祭では、他の出演者らと一緒にパレードやトークショーなどに参加。実は「恥ずかしくて憂鬱だった」が、皆の笑顔を見て「やって良かった」と喜びを噛みしめた。そして、まつりの終わりにほとんどゴミが落ちていなかったことに感心したといい、「良き伝統が受け継がれているのですね」と笑う。こうした環境が人をつくる。「秦野は自然も人もきれい。同じ時代を生きることができて良かった」と目を細めた。
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