(公財)神奈川県少年少女育成指導協会が主催する「第38回少年少女文化作品展・青少年主張コンクール」の表彰式が10月15日に行われ、秦野市立北中学校1年生の矢部千桜(ちさ)さんが作文の部で県商工会議所連合会会頭賞を受賞した。
同展には絵画、書道、工作、作文、写真の各部門にボーイスカウトやガールスカウト、子ども会、小学校などから、662作品の応募があった。作文の部は、大切に思っていることなどについて主張するというもので、今回の応募数は40点だった。
矢部さんは所属するガールスカウト神奈川県第91団からこれまでも毎年同展へ応募を続けており、昨年は県知事賞を受賞した。今回で出品が5回目だったことから「節目に合わせ今後の決意を作文の中で言いたかった」という。
受賞作の題名は「伝えて、切り開く」。中学入学後の夏休みまでを振り返り、クラス、演劇部、学年評議委員会、ガールスカウトの活動の中で、仲間と意見を出し合って、新しいことに挑戦する喜びについて綴った。
「ガールスカウトの活動の中で積極的になれた気がします」と矢部さん。中学入学後は部活や勉強なども忙しくなったが、ガールスカウトの活動では市外の団員と交流できるなどほかにはない楽しさがあり、活動を続けているという。
今回の受賞を受け矢部さんは「嬉しいです。これからも意見を伝える姿勢を大切にしたいと思います」と話した。
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