秦野市立北中学校で12月4日「生き方教室」が行われ、同校の卒業生であり、映画助監督の石田晴花さんが1年生132人を前に講演を行った。
これは秦野市と日本映画大学との地域連携の一環として実現したもの。教室では石田さんが同大の卒業制作として監督・脚本を務めた映画作品『沢のぼり』を上映するとともに、生徒らに自身の体験を語った。
『沢のぼり』は父親を亡くした家族の絆や関係性を描いた作品。主人公は中学3年生で、映画の中には秦野市の風景も多く登場する。初めに映画を鑑賞した生徒らは、自分たちに年齢の近い登場人物が織りなすストーリーに見入った。
その後、石田さんが講演。「自分で見たことや感じたことを、日記などでいいので文章にしてほしい。将来、必ず役に立つ」とアドバイス。現在は都心に住んでいるからこそ分かる秦野の自然の良さを語り「素敵な青春の3年間を送ってほしい」とエールを送った。生徒を代表し学年評議委員の生徒は「家族とのすれ違いや悩みなどリアリティがあり、映画を見て家族を大切にしようという気持ちになりました。撮影の裏話も興味深かった」と挨拶していた。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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