秦野市大秦町の総合スーパー「イトーヨーカドー秦野店」が、2017年の春に閉店することが10月25日までに分かった。親会社のセブン&アイ・ホールディングス(HD)の担当者が10月上旬、秦野商工会議所や秦野市役所を訪れ、報告したという。
同店は1979年11月開業、3階建てで売場面積は約4960平方メートル。秦野駅からも近く、食品や衣料、生活雑貨などを幅広く取り扱っているが、ここ数年は総合スーパーを取り巻く厳しい経営環境や建物の老朽化などで、市民からも閉店を危惧する声が上がっていた。
セブン&アイHDは10月6日、中期3カ年計画を発表。イトーヨーカドーについて、営業状況や築年数、地域性などを考慮して2020年までに全国で40店舗を閉鎖する方針を示していた。同HD広報センターへの取材で、その中に秦野店も含まれていることが分かった。
同センターでは「秦野店の閉店は正式決定している。閉店時期は来春を予定」と回答。閉店後の建物の利用について系列食品スーパーの出店等の可能性もあるが、「現時点では未定。今後の方向性やスケジュールについて、関係者を含めて協議中」と説明した。
閉店時期は、市内関係者への取材で「3月末」との情報もある。
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