秦野市立鶴巻中学校3年の三和遼選手が8月19日(土)から熊本県で行われる第44回全日本中学校陸上競技選手権大会に出場する。種目は男子110mハードル。全国大会への出場は初めてだという。
三和選手は7月15日、ShonanBMWスタジアム平塚で開かれた第63回全日本中学校通信陸上競技神奈川県大会に出場。予選3組でスタートラインに並ぶと、隣のレーンには7月上旬の県中学選抜陸上競技大会でも隣だった、横浜市立樽町中の関根悠佑選手(3年、決勝3位)がいた。
選抜では爪がはがれ不調だった三和選手。「今回は勝ちたい」と、奮い立った。
追い風1・2mの中、序盤から関根選手に食らい付き、課題だった後半もスピードが落ちなかった。関根選手に一歩及ばなかったものの、それまでの自己ベストを0秒06上回る14秒99でゴール。全国標準記録15秒00を突破し、全国への切符を手にした。
三和選手は「関根選手を強く意識して走った。やっぱり速かったです。全国は遠い存在だったので驚きました」と心境を語った。
「走るのがすごく楽しい」
三和選手は身長176cm。中学1年生の時は100mの選手だったが、ハードル選手だった先輩からの勧めもあって転身を決めた。「不調が続いたあとに回復してきた時は特に走るのがすごく楽しくて、何回でも走りたくなります」と競技の魅力を語る。
県大会での最終順位は8位。同校の古谷勇顧問は「後半の持久力を付けるため長距離を走り込んだり、ビデオで研究したりと自分で課題を見つけ練習に取り組んできたことが結果につながったのでは」と評価する。
全国大会に向けて、三和選手は「いつも通り走りたいです」と爽やかな笑顔で話した。
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