全日本大学野球 初の"大学日本一"を
日本体育大学・硬式野球部は先月23日、平塚球場で行われた「首都大学野球春季リーグ戦」の最終試合で筑波大に6―3で勝利。トータル勝ち点5で、9連覇を狙う東海大学を抑えて優勝した。惜しくも2位となった昨年の雪辱を晴らす結果に、大学全体が喜びに沸いている。
首都大学野球は、首都圏近郊にキャンパスを構える16大学で構成される大学リーグ。区内では日体大ほか玉川大が所属している。
全部員が一丸となって
全263人の部員が一丸となって戦った今季。ベンチ・スタンドに控える部員たちが声を張り上げ、グラウンドのナインを盛り上げた。その姿は、観客や報道陣からも「今年の日体大野球部の一体感はすごい」と声が上がるほど。優勝が決まると、日体大の伝統儀式「エッサッサ」が披露され、歓喜に沸いた。
今季5完封10勝を挙げ、MVPを獲得したエース・辻孟彦(つじたけひこ)投手(4年生)は、「チームがここまで一つにまとまったと感じたのは、今季が初めてでした。自分が負けていても、ベンチやスタンドにいる仲間が応援で攻めてくれた」と喜びをかみ締めた。
全日本大学選手権の初戦は今月8日、東京・神宮球場で行われる徳山大(中国地区代表)と奈良産業大(近畿地区代表)の勝者との2回戦から。狙うは、日体大初となる”大学日本一”。古城隆利監督は、「青葉区の皆さんも応援してくれている。期待に応えられるよう、初優勝を目指したい」と力を込める。
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