もえぎ野中学校吹奏楽部が今月17日、横須賀で開催された東関東吹奏楽コンクール(B部門)で金賞を獲得し、東日本大会出場を決めた。30人以内で自由曲を演奏するB部門での同大会出場は、青葉区で初めて。
来月9日の東日本大会は地区・県・東関東大会を勝ち抜いた30校が出場する。「目指すは金賞」と部長の若林英理さん。昨年は県大会で敗退した同校。初の大舞台に意気込みを見せる。
”情熱のスペイン”を演奏
同校の自由曲は、フラメンコなどスペインの舞曲を表現する「エスティロ・デ・エスパーニャ・ポルケ?」(天野正道作曲)。音符が多く、楽器のリズムも複雑な曲だ。「大人向けの曲調なので中学生が演奏するのは珍しいと思う」と顧問の永野潤教諭。同校では部員51人が約20種類の楽器を扱う。”情熱のスペイン”を表現しようと今大会のためにカスタネットも導入。土日を含め毎日行っている練習では「吹く息が長く続くように」と”肺活量強化”メニューなどに力を入れる。
地元幼稚園やもえぎ野地域ケアプラザでの演奏会、毎年11月は区民まつりに参加。来月1日は、横浜マリンタワー(中区)で震災復興演奏会に参加するなど、地域活動も活発な部活だ。飛躍的な活躍を見せる同校吹奏楽部について、永野教諭は「とにかく地道にコツコツ頑張ってきたことに尽きます」と振り返る。部員一同、東日本大会に向け”金賞”の二文字を見据える。
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