「たまプラに子育て拠点を」 保育関係者が整備はじめる
美しが丘地区の子育て環境を地元の住民たちで整えようと、このほど近隣の保育所の園長や民生委員、自治会長、区役所の福祉保健担当が集い、話し合いを行った。今後、年明けから来年度をめどに、たまプラーザ駅前通り商店会にある防犯ステーション内に子育て拠点の窓口を作っていく方針。
これは、住民同士の顔が見え、支えあい、安心して暮らせるまちをつくるために、区が22年度から実施している「青葉かがやく生き生きプラン」の一環。
美しが丘地区(美しが丘1〜3丁目)は、区内でも子育て世代が多いエリア。子どもへの虐待や、不登校、発達障がい(落ち着いて席についていられないなど、日常生活や集団行動に支障をきたす障がい)など、現在、子育ての場面で問題となっている事例について、地元の保育園園長や民生委員らがそれぞれの意見を出し合った。同エリアで保育園などを運営する松本春子さんは、「まずは、お母さんたちが気軽に悩みを話せる場所を作ってあげることが大切。そのためには、もっと小さな単位に落とし込んだ受け皿が必要」と話した。
茅ヶ崎市の虐待防止講座を参考に
今後は、同エリアに住む母親の生の声もとに、相談窓口を設置するとともに、保育関係者によるリレー講座などを行っていく予定。また、アメリカで開発された虐待防止プログラムをベースとした、茅ヶ崎市の「怒鳴らない子育て講座」を参考に、子どもの叱り方などを学ぶ場も設けたいとしている。美しが丘東自治会会長の柳田富志男さんは、「母親が一人で悩むのではなく、地域一丸となって子育てを考えていきたい」と話した。
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