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青葉区版 公開:2011年10月27日 エリアトップへ

10月に開所した通所介護施設『ちろりん村』のロゴをデザインした 阿部 友紀子さん 横浜美術大学 4年

公開:2011年10月27日

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感動与えるデザインを

 ○…アンテナを頭に乗せ、縁側を持つ茅葺屋根の家がにっこり笑う。通所介護施設の利用者世代が生きた、日本の戦前から高度経済成長期に思いを馳せて、温かみのあるキャラクターに仕上げた。施設のロゴとして送迎バスなどに使用される。「自分史を作るなら、間違いなく太字で記される出来事」。自身の作品が社会で役割を担うことに期待が高まる。「変わらず、多くの人に愛されるロゴであって欲しい」、そう願いを込める。 ○…東京都調布市出身。幼い頃図書館司書の母親が読み聞かせてくれる絵本が大好きだった。シンプルな線や色彩、動物を擬人化したキャラクターは今の作風の原点に。自身の作品でたびたび登場させる『クマ』のキャラクターは、幼い頃お気に入りだったテディベアの人形が影響している。「愛らしい表情が魅力。ポーチや定期入れ、部屋はクマだらけ」。もはや自身のトレードマークになった。

 ○…人気デュオ『ゆず』の大ファン。美術を志す幼馴染に誘われたライブで、音楽や世界観に魅了された。今年は沖縄を含む7公演を見に行き、「バイト代が消えました」と苦笑い。タオルやTシャツなどツアーグッズは全て購入。自分ならどんな風にデザインするか幼馴染と談議するのも楽しみの一つだ。衝撃を受けたのはデザイナー森本千絵さんが手がけたグッズ。虹をテーマにした優しい色彩とデザインに、創作意欲が湧き上がる。「美術を真剣にがんばりたい」。決意するきっかけを与えてくれた。

 ○…大学の授業で東北復興をテーマにしたアンテナショップを横浜赤レンガ倉庫で企画した。東北の伝統文化をデザインしたパッケージで特産品を包み、期間限定で販売。「これまで積み重ねてきた土地の歴史や文化はなくならない」、そんな思いを込めた。自分が社会へ出来ることは何か、模索しながら進む。目標は「ゆずのツアーグッズを手がけること」。自分が受けた感動を、今度は与える側に。
 

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