2011年 火災・救急数は例年並み 今年は早くも、火災による死者
青葉消防署はこのほど、2011年の火災・救急・救助の発生状況を発表した。
同署によると、区内での火災件数は、前年40件に対して、1件減少の39件。ほぼ例年並みだった。主な出火原因は、放火(疑いを含む)が最も多く、次いで食用油過熱出火、火遊び、コンロなど。「家の周りに燃えやすいものを置いていたり、夜間に出されたゴミに放火にされることが多い。各家庭で放火されない環境づくりをお願いしたい」と同署では話している。
また、昨年11月には、2009年5月以来の死者1人を出す火災が発生。さらに今年もすでに火災による死者が1人出ており(1月30日現在)、同署では注意を呼びかけている。「乾燥が続いているので、特にストーブによる出火に注意して欲しい」と話している。
主な救急出場は高齢者の搬送
また、市内でも2年連続で過去最高となった救急出場状況は、前年比342件増加の8858件。出動で最も多かったのが急病で、全体の63%を占める5589件。主に高齢者の搬送が多く見られた。「区内でもインフルエンザが流行している。手洗い・うがい、適度な湿度を保つことで、予防に努めて欲しい」と同署。
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