インフルエンザ区内でも流行 「春までは注意が必要」
横浜市では2日、1定点医療機関当たりの1週間の患者報告数が30人を超え、インフルエンザ警報を発令した。青葉区では定点当たり、25・55、学級閉鎖をした小中学校の数が17となり本格的な流行に入ったといえる(2月2日現在)。
横浜市衛生研究所によると、区内定点の数値の推移は第1週(1月2日から8日)0・44、第2週(1月9日から15日)1・91、第3週(1月16日から22日)11・55、第4週(1月23日から1月29日)25・55。横浜市と同様、第3週から定点10を超える注意報レベルに達し、更に第3週から第4週の患者数が2・2倍に増えている。
学級閉鎖をした区内小中学校は第3週7校、第4週9校。横浜市の担当者は「市全体の数をみると、このまま行けば昨年を上回るペース」と話している。
昨年より遅めの傾向
また、昨年同時期では、第3週25・27、第4週42・55、第5週37・50。第4週にピークを迎えた昨年と比較すると、今年はやや遅めの傾向といえる。更に、過去5年の市の流行推移を見ると、3月に再び患者数が増える傾向にある。
このことについて「現在検出されているAH3型が落ち着いた後、B型が流行ることもある。2度かかることもあるので、引き続き注意が必要」と市の担当者は話している。
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