青葉区版 掲載号:2012年2月16日号
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先日、県いちご組合連合会主催の果実持ち寄り品評会で「県議会議長賞」を受賞した 金子 栄治さん 美しが丘在住 34歳

背中で伝える”一期一会”

 〇…県内農家によるいちごの品質・収穫の技術などを競う品評会で銅賞に輝いた。光沢に優れ、真っ赤でぷっくりとした甘い『章姫(あきひめ)』を求めて、早朝から行列が出来るほど。その仕事ぶりがようやく名実ともに証明された。「収穫をサポートしてくれるパートさんとの二人三脚の賜物。自分だけの力じゃない」ときっぱり。天気に左右され、苦労も多いが、妥協は一切無い。ほかに負けない最高のいちごを目指し、誇りをもって農業に取り組んでいる。

 〇…美しが丘で代々続く農家の長男。路地野菜を栽培する祖父や両親の背中を見て、自ずと農業の道へ。「新しい発想で自分なりの農業をやっていきたい」。8年前の”一月一日”、鉄(くろがね)町のビニールハウスで直売を開始。「お客さんだけでなく、いちご一粒との出会いも”一期一会”。ずっと大切にしていきたくて」。屋号は”一期屋”と名付けた。

 〇…丹精込めた一粒には、家族への思いが秘められている。「いちごをやっていく」と腹を決めたのは、幼少期の誕生日が忘れられないから。祖母が育てたいちごを使って、毎年、母親が手作りしてくれたケーキ。「いちごの甘酸っぱさと、いちご本来の味を打ち消さない素朴なクリームで。嬉しくて今でも鮮明に覚えている」と満面の笑み。この時ばかりは童心に返る。だからこそ、『うちの息子は金子さんのいちごしか食べないんですよ』というお客さんの声が一番の励みだ。

 〇…3年前に農業参入した「吉野家ファーム」の火付け役としての一面も。若い感性で都市型農業に新風を吹き込んだ。そのほか消防団に平川お囃子、たまプラ軽トラ市など8団体に属し、忙しく区内を飛び回る。自身を突き動かすのは、「青葉の農地や伝統を守らなきゃ」という責任感。「地元や農業のことならアイツに聞けって言われるくらい、頼りにされる存在になりたい」。かつて自身もそうであったように、若い世代に”背中”で農業を伝えていく。
 

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