端午の節句に向け、恩田町の井上太市さん(62)宅では、区内では珍しい「のぼり旗」を掲げている。
のぼり旗は昨年2月に生まれた孫の陵太郎くんの成長を祝うもの。井上さんの妻、順子さん(66)が井上家に嫁いだとき、山形の母親から「孫が男の子だったら大きなのぼり旗を立ててあげるからね」と話をしていた。順子さんが授かったのは2人の娘。その長女・古都恵さん(36)が出産した陵太郎くんは井上家にとって62年ぶりの男児となる。
順子さんの母は、陵太郎くんの生まれる3カ月前に他界している。「昨年、旗を立て嬉しかった。母が生きていたら、どんなに喜んだことか」と順子さん。
旗のぼりは5月5日まで、天気のいい日に掲げられる。
|
<PR>
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>