青葉区版 掲載号:2012年6月21日号
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今月23日からアートフォーラムあざみ野で個展を行う しりあがり寿さん しらとり台在住 54歳

ゆる〜く楽しもう

 ○…区内では初の個展開催となる。展示するのは5年間描きためた映像アニメ『ゆるめ〜しょん』。かすれた曖昧な線で描かれる”オヤジ”が踊ったり、縄跳びをしたりする映像が部屋を埋め尽くす。そんな独特の”ゆるカワ”の中に、同じタッチで描く津波の映像が差し込まれる。メッセージは「日常のばかばかしさの中で、こうした現実は起こっている」。深刻な事件も、楽しいことも等しく流れる。その「まだらな感じ」を同じ土俵に上げた。「世の中はくだらないものだけじゃない。その逆で、深刻なことも、引いて考えればくだらないこともある」

 ○…静岡県に生まれる。多摩美術大学を卒業後、キリンビール株式会社で働きながら漫画家デビューを果たす。実は、『ハートランド』のパッケージデザインに携わったひとり。「店頭に置いてあるのを見ると、今でも嬉しい」と誇らしげだ。サラリーマン時代の経験など、パロディを中心にギャグ漫画を発表してきた。「断る、断らないの判断が面倒臭くて」と仕事の依頼はできる限り引き受ける。近年はエッセイやアートなども手掛け活躍の場は広がる。「消しても、消しても、出てくるのが本当の個性」が持論だ。

 ○…漫画家の妻・西家ヒバリさんと2人の子どもの4人家族。子どもと恩田川を上り、初日の出を拝むことが近年の恒例行事。「川が好きなんです」と笑う。今年、文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した『あの日からのマンガ』は、東日本大震災以降の「不安、怒り、戸惑い、へっちゃらな気持ち」をその時感じたまま描いた。情報が錯そうし、筆が躊躇することもある中、ボランティアで被災地を訪れた。「被災者というより、友人の手助けをする感覚でいいのでは」と、重く考えがちな頭をもっと単純にしようと伝えたい。『何か馬鹿バカしいことを』と福島の友人に頼まれ、夏、現地で祭を開催する。ひとまず「”しょうがないか”で楽しもう」。しりあがり寿流だ。
 

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