青葉区版 掲載号:2012年6月28日号
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今月20日、市ヶ尾中学校で講演を行ったプロサッカー選手 川島 永嗣さん  29歳

ニッポンの”魂”守るGK(ゴールキーパー)

 ○…市ヶ尾中学校の「人権特設授業」で講演を行った。英語やイタリア語など7カ国語を操り、所属するベルギーの『リールセ』では、多国籍の選手を束ねるキャプテンとして活躍。文化も言葉も異なる選手の気持ちを一つにまとめる秘訣について、「チームメイトに対して、自分の色を押し付けたりはしない。それぞれの長所や個性を引き出すことが、チーム全体の良さにつながる」。講演中も生徒に対し「ほら、何でも質問してよ」と持ち前の明るさで緊張をほぐし、気さくに笑いかける。相手に寄り添い、敬う―。異国でリーダーになりえた所以を垣間見た。

 ○…いわずと知れたサッカー日本代表の守護神。ゴールを死守し、”吠える”姿が印象的。小学校5年生からプロを目指し、人知れぬ努力を重ねてきた。高校時代には部活後のグラウンドで、ひとり叫びながらイメージトレーニングに励んでいたという逸話も。プロ入り後、控えの時期も長かったが、ウォーミングアップには余念が無く、チャンスに対して『準備する力』を培った。語学習得もその一つ。「今があるのも、努力し続けてきたからこそ」。

 ○…東日本大震災後、ベルギーでの試合中に相手チームのサポーターから『カワシマ、フクシマ!』という福島第一原発事故を揶揄した野次を浴びせられた。「深い意味ではないとはいえ、日本で起きている現実は冗談では済まされない」。ぐっと堪えたものの、傷ついた日本や福島を思うと、居ても立ってもいられず猛抗議。「自分に何ができるんだろう。自分が福島の人の立場だったら」。あの日、全身で死守したのはニッポン人の”尊厳”だ。

 ○…活躍の場はピッチに限らない。障害者との交流や被災地支援、アスリート向けの語学支援など、サッカーの垣根を越えた社会貢献に意欲を見せる。「サッカーを通して学んだことを伝え、若い世代に還元していきたい」。”新境地”に挑む熱き男から目が離せない。
 

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