県議会本会議で質問 テーマは「人のやる気と命」 神奈川県議会議員 みんなの党 県議団副団長 赤野たかし
今年度は厚生常任委員会の副委員長に就任。テーマは「人のやる気と命」です。今回は私が第2回定例会にて6月25日に行った本会議での質問の一部をご報告します(詳細は県HPへ)。
県職員の人事評価の現状と今後のあり方
赤野…黒岩知事は「土光臨調」になぞらえ「神奈川臨調」を設置。「危機感の表れ」として事務見直しを行っているが、今年1月昇給分の県管理職の人事評価「5段階(A〜E)評価」(※Aが最も良い)では、A4・8%、B29・1%、C42・5%、DとEはなんとゼロ。その他23・6%は、その昇給の早さゆえ、人事の評価対象となるものの、すでに同役職で最高給料を受けているという「危機感とは程遠い」状況。公務員はこれまで「公務に対する評価は難しい」ということを理屈に「身内に甘い組織体質」があると考える。県職員の意識改革を行うため、人事を「相対評価」にするとともに、管理職層に民間等から世間の厳しさを知る者を「常勤の幹部職員」として登用すべきと考えるが?
黒岩知事…「相対評価」は行わない。但し民間の厳しい経営感覚やマネジメントによる業務の効率化や組織の活性化のため、今後は民間から期間の定めのない常勤職員の採用も行いたい。
教育現場での公務災害について
赤野…今から5年前、あざみ野中で40歳という若さで熱血漢あふれる教師が「くも膜下出血」で亡くなった。この教師は「生徒指導専任」や「学年主任」「進路指導」「サッカー部顧問」など様々な校務を担当。市教育委員会や当時の学校関係者が明らかに負荷であったと認めているのに対し、地方公務員の公務災害認定を行う県支部はいまだに審査中。民間の労災認定は期間に概ね6カ月から1年程度。「多忙化する学校」と「生徒離れの教師」が増える中で「ならば、私がやる」という教師に過重な負担がかかっている。ご遺族のためにも、もっと迅速な対応をすべきと考えるが?
黒岩知事…審査に4年以上もかかっていることは課題があると認識。今後は審査の迅速性と透明性を高め、時間を要する場合はご遺族に進捗状況を適宜、情報提供する。
議員2年目に入り
黒岩知事の県政運営は、スローガンばかりが独り歩きし、本来の趣旨とかけ離れているケースが多く生じています。私たちの立場はあくまで「是是非非」。今後とも対案を交えながら行革に突き進みます。
なお今年の「たまプラーザ夏祭り」では第2会場で、東日本大震災での震災遺児を長期的に支援する「夢のつばさプロジェクト」の活動報告と募金活動を行います。皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
赤野たかし政務調査事務所
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TEL:045-517-4476
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