神奈川県警と地元ボランティア団体「防犯たまプラーザステーション」は今月10日、美しが丘東小学校をモデル校に、地域で花の世話をしながら登下校中の児童の安全を見守る「フラワープロジェクト」を始めた。
全国で登下校中の事件や事故が相次いでいることから県警と防犯ステーションは今春から、通学路で行う安全対策を検討してきた。今回、県警では初の試みとなる対策。県警は「美東小をモデル校として今後、全域に活動を広めていきたい」と話す。
住宅街や商店に100鉢
美東小1年生の約90人が今月10日、地域に設置する花の鉢植えを実施。市と東急電鉄(株)による、たまプラーザの再活性化事業「次世代郊外まちづくり」の一環として、花は東急電鉄(株)の協力で用意された。
計100個の鉢植えは、同校通学路の「こども110番の家」、地域防犯連絡所、商店街などに設置。花の水やりや手入れは、登下校の午前8時半と午後3時頃に行うよう呼びかけられた。「地域一丸となって、加害者、被害者を生まない街にしていきたい」と防犯ステーションの柳田富志男会長は期待を込める。
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