神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2012年10月18日 エリアトップへ

130周年事業の広報会議委員長を務めた國學院大學の理事兼大学事務局長 大村 秀司さん 鴨志田在住 63歳

公開:2012年10月18日

  • LINE
  • hatena

学生・地域が”共に育つ”

 ○…欧風の模倣ではなく日本古来の思想・文化を守って行こうと明治15年に國學院大學の母体「皇典研究所」が創設。今年11月で130周年を迎える。「日本文化や伝統を守りながら大学の良さを最大限アピールしたい」と広報リーダーとして古事記・源平合戦を学ぶ講演会、卒業生・東儀秀樹氏の雅楽コンサートなどの事業を推進。「日本文化の素晴らしさを多くの人に知ってもらえたら嬉しい」

 ○…長野県出身。小・中・高校と地元で過ごし、國學院大學・法学部へ入学。実は「中・高時代の先生が國學院出身で”勧め”もあった」。卒業後、住宅メーカーへ入社するが、1年程で退社。「故郷の両親には絶対言えなかった」と、友人の家を転々とし、職を探した。次の会社に提出する卒業証明書を取りに母校へ。そこで、在学中に面識のあった職員から『仕事がないなら事務局に入れ』と欠員の出た会計課の募集試験を受け、採用に。「あの一言がなかったら今の自分はない」と運命の出会いを語る。

 ○…会計課、教務課、総務課など裏方として大学を支え約40年。今は「厳しい時代だが、母校が未来永劫続くために何が出来るか」を常に考えている。来年4月の人間開発学部・子ども支援学科新設もその一つ。3年程前から関係省庁と交渉し、書類の申請・届出を何度も行ってきた。「たまプラーザキャンパスを”人づくり”の拠点として機能させたい」と意気込む。

 ○…鴨志田に住み25年以上経つ。「田舎者だから、寺家の大自然が気に入って」と引っ越した。休日は健康作りに、寺家散策や鶴見川沿いのサイクリングロードを自転車で往復50Km以上走ることも。「新横浜方面に行くと帰りが上り坂だからちょっときつい」と健康に気を使う。今月28日、たまプラーザキャンパスで「共育フェスティバル」が行われる。「学生が様々な方と交流し、地域と大学が共に育って欲しい」。学生を支える裏方人生はこれからも続く。
 

青葉区版の人物風土記最新6

山下 侑哉さん

第7回介護施設AWARD2023 で大賞を受賞したスタジオ&カフェBALENAで施設長を務める

山下 侑哉さん

宮前区在住 31歳

4月25日

宇多(うだ) 範泰さん

4月1日付で青葉消防署長に着任した

宇多(うだ) 範泰さん

旭区在住 53歳

4月18日

加藤 良次さん

4月に横浜美術大学の新学長に就任した

加藤 良次さん

青葉区在勤 66歳

4月11日

鎌田 純さん

3月19日付で青葉警察署の署長に着任した

鎌田 純さん

市ケ尾町在住 58歳

4月4日

桑名 俊二さん

学校歯科医を45年間務め、このほど定年となる

桑名 俊二さん

美しが丘在住 75歳

3月28日

山本 章さん

3月20日で設立1周年を迎える社会福祉法人「あおばの実」の理事長を務める

山本 章さん

桂台在住 78歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊻専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『白内障の手術は両眼を1日でできますか?』

    4月25日

  • 幸福と訳すな!ウェルビーイング

    コラム「学校と社会をつなぎ直す」㉜

    幸福と訳すな!ウェルビーイング

    桐蔭学園理事長 溝上慎一

    4月25日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.10 専門店の「ニセモノ」にご注意を!

    4月25日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook