悲願の市大会優勝 工藤建設(株)自衛消防隊
10月26日に横浜市消防訓練センター(戸塚区)で行われた「横浜市消防操法技術訓練会」屋内消火栓操法の部で、区代表として出場した「工藤建設(株)建物管理事業部」(新石川)が優勝を果たした。同部門での区内チームの優勝は、今回が初めて。同大会には、各区大会で優勝した18の自衛消防隊が出場。初期消火活動における消火技術の正確さや迅速さを競った。
決め手はホース巻
区大会1カ月前の9月から練習に励んできた同社の選抜メンバー4人。通常業務の合間をぬった訓練は週2回。大会前は朝7時から訓練に取り組んだといい、「協力してくれる同僚のためにも、何とか結果を残したい」という思いだった。
競技では、練習通りミスもなく、65・0秒をマーク。区大会の64・5秒を下回ったが、手ごたえは十分だった。結果発表まで「緊張のせいで昼ごはんが喉を通らなかった」と笑うが、優勝を告げる場内アナウンスが流れると、「体が震えて鳥肌が立った」「達成感とともに安堵感がこみ上げてきて力が抜けた」とその喜びを語る。勝因について、「何度も練習をしたホース巻。前半のタイムロスを挽回できた」と話す。
長年の努力に成果
数年、区大会連覇および市大会も常連だったが、市の壁は厚く、思うような結果が出せなかった同社。数年前は、60秒台を打ち出し「間違いなく優勝を狙える」と意気込むものの、技術審査で減点があり栄冠を逃していた。自消隊歴5年の安藤俊和さんは「長年の努力がようやく成果につながり、本当に嬉しい。理解・協力頂いた同僚や消防署の方々に感謝したい」と喜ぶ。
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映画で学ぶ英会話4月18日 |
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