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鴨志田町「ナザレ幼稚園」の2013年 日本のふるさとで育む「親子愛」 自然豊かな山梨県「古民家」舞台に
そこにはまるで、日本の昔話に出てくるようなのどかな景色が広がっている。鴨志田町「学校法人四恩学園 ナザレ幼稚園」は2013年春を目指し、山梨県の古民家を舞台に、かつてイギリスで主流だった教育方法を取り入れた「ナニー(乳母・家庭教師)保育体験施設」を開設する。「古き良きふるさとで”日本人としての心”を再生。地元山梨の方々がご家族の古民家暮らし体験をサポートします」
同園は創立以来30年、「美しい自然の中でこそ優しい心や好奇心が育まれる」との教育方針を掲げてきた。
自然教育の一環として、山梨県山梨市に自然体験宿泊教室「白雲荘(はくうんそう)」を所有。毎年9月、園児たちは、近くのぶどう畑でのちにジュースにもなる巨峰収穫体験を行っている。同園にとって山梨は、長年大切にしてきた「第二のふるさと教育拠点」とも言えるのだ。
2泊3日の古民家体験
慌ただしい都会を離れ、テレビ・携帯・パソコンも忘れて、いざ「ふるさと」へ―。今回の取り組みの舞台は、山梨の「古民家」だ。
2泊3日。子どもたちの「家庭教師」となるのは、かつて幼稚園教諭や保育士として活躍していた古民家周辺の地元住民だ。昔遊びや昔話、童謡などを伝授。「ベテランの教育者たちが子どもたちをサポートします」。2階窓からは富士山などの美しい自然の大パノラマを眺望できる。「延べ3千坪の敷地では、野菜収穫体験や料理なども計画しています」
家族の交流を取り戻す
今回の取り組みで注目すべきところは、親子対象の体験としている点だ。
「日頃育児に追われてホッと息つく場所がないお母さん。お父さんは毎日仕事で帰りも遅くて疲れている。日常忘れかけていた”家族の交流”ができることで、改めて親子愛を見つめ直して欲しいと願います」。不便な環境だからこそ、家族の助け合いが必要な場所。それを、今回の古民家プロジェクトで実践する。また、母親にとっては家庭教師役の大先輩たちが心の支えに。子育ての悩みも上手に解きほぐしてくれるだろう。
乳幼児期は、両親の愛情をたくさん注ぐことが非常に大切だという。「どんな事が褒められるか・嫌がられるか、良い事・悪い事とは何かを判断する力がこの時期にできるのです。現代のいじめ問題にも関わってきます」。日本人としての心や家族を改めて見つめ直す古民家。来春開設に向け、準備が始まっている。
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