公的機関の連携強化を 樫村(かしむら)裕 青葉警察署長
東日本大震災は私達に多くの教訓を残したと思います。
避難方法の適否が生死を大きく分ける結果となったことからも、防災訓練や防災意識の醸成など、日頃の備えがいかに大切かを改めて教えられました。
そして、我々公的機関に求められるものは、実効ある対策作りと同時に、万が一想定を超える事態となった時、どう対処するかということだと思います。
いざという時のために、区役所、消防、土木、警察といった関係機関の連携が大変重要と考えております。連携することにより、人員や装備の活用が効率的になり、そして最も重要なことは、情報を共有化することで、より正確な状況把握と、迅速・的確な対応が図れるということです。それぞれの機関には独自のノウハウの蓄積があり、連携することで相乗効果が期待できるはずです。
昨年8月には、徳江区長の呼び掛けで、四機関の調整会議や合同訓練も行われました。今後は、連携強化を図りながら地域防災のために努カしていきたいと考えております。
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