神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2013年4月18日 エリアトップへ

横浜市人口動態 「北増、南減」傾向が顕著 高齢化が急速に進行

社会

公開:2013年4月18日

  • LINE
  • hatena

 横浜市がこのほど発表した統計結果によると、12年中の人口増加数は5795人。戦後2番目に少なかった。地域別に見ると北部・都心臨海部の8区で増加、南部の10区で減少し、改めて「北増、南減」の傾向が浮き彫りとなった。また、65歳以上の高齢者は急速に増加、30年には100万人を突破する見込みだ。

 区別にみると、3143人増加した都筑区が最多。次いで港北区・鶴見区・中区・青葉区・西区・緑区・神奈川区の7区が増加した。一方、減少したのは10区。1819人と最も減少した金沢区をはじめ、港南区・保土ケ谷区・栄区・旭区・磯子区・南区・瀬谷区・戸塚区・泉区が続く。

 「郊外部でも、都内への交通利便性が高い北部は人口が増加。南部は減少し、高齢化率はより高くなっています。人口減少に対してよりも、高齢化対策が必要。引き続き住み続けるために、街の活性化が課題です」と市政策局担当者は話す。

19年ピークに減少

 市の推計によると、市全体の人口は19年をピークに減少。地域別では、北部・都心臨海部8区が19年以降も増加する一方、南部10区は年々減少幅が拡大していく。また、生産年齢人口(15歳から65歳)は00年の約246万人をピークに減少。65歳以上の高齢者は急速に増加、30年には100万人を突破する見込みだ。

 この傾向を踏まえ市では、都心臨海部と郊外部の再生・活性化に着手。都心臨海部では「マスタープラン」を13・14年度で作成し、経済と観光の中心地域を活性化させる。また、郊外部では、民間企業などとともに老朽化した街の再生事業を実施。その一環として、市と相鉄ホールディングス(株)はこのほど、相鉄いずみ野線沿線(旭区・泉区)で「まちづくりの推進に関する協定」を締結した。ほかにも市は12年度から、たまプラーザ駅周辺(青葉区)で市と東急電鉄(株)による「次世代郊外まちづくりプロジェクト」、洋光台駅周辺(磯子区)でUR都市機構・市・県による郊外再生事業に取り組んでいる。事業の成果は今後、そのほかの郊外部に生かしていくという。市政策局担当者は「市中心部を活性化させることによる波及効果と、郊外部を再生させることで、持続可能な街づくりを目指す」としている。
 

青葉区版のトップニュース最新6

区制30周年祝い、運動会

少年野球連盟

区制30周年祝い、運動会

大会の開会式と合わせ企画

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

「世界で活躍」誓う

國學院大學平林清澄選手

「世界で活躍」誓う

大阪マラソン優勝祝賀会

4月11日

全員、目指すは「プロ」

桐蔭横浜大サッカー部

全員、目指すは「プロ」

初の新入生入部記者会見

4月11日

再整備に向け前進

藤が丘駅前地区

再整備に向け前進

基本計画まとまる

4月4日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 悠先生のちょっと気になる目のはなし

    「緑内障で併用してはいけない薬について」 コラム【33】

    悠先生のちょっと気になる目のはなし

    4月11日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook