スペシャルインタビュー 心に響くシャンソンを ニューグランドで「パリ祭」
6月1日から始まった「横浜フランス月間」。そんなフランスゆかりの音楽を本格フレンチと共に楽しめる「パリ祭〜シャンソンとフレンチポップスの夕べ」が7月12日(金)、ホテルニューグランドで開催される。
アコーディオンをはじめマルチプレイヤーとして活躍するパトリック・ヌジェ氏とアコーディオン奏者・桑山哲也氏による「日仏夢の共演」が実現した今回のショー。特別ゲストとして登場する”美しき男性シャンソン歌手”佐々木秀実さん(33)に話を聞いた。
「シャンソンって古いイメージがあるかもしれないけれど、当時でいったら流行歌。若い人だって聞いたら絶対面白いと思うの。シャンソンが好きな方はもちろん、今まで聞いたことないという方にこそぜひ聞いて欲しい」と力を込める。
元々シャンソンはフランス語で「歌」のこと。クラシックやジャズ、ポップスもフランスでは全てシャンソンだ。「ジャンルにとらわれず、様々な音楽の垣根を越えて活動していきたい」という佐々木さんにぴったりな言葉のように思える。
そんな音楽性の原点は9歳の頃、偶然テレビで見た演歌からジャズまで幅広く歌いこなす美空ひばりさんの姿だった。その後、歌手を目指すなか13歳で急性喉頭腫瘍を発症。手術前日、病室で聞いたエディット・ピアフの「愛の讃歌」に心を救われ、シャンソンを歌うことを決心した。
「3分間のドラマ」といわれるシャンソンは、1人何役もこなす俳優のように歌い手が演じ、まるで物語を見るように歌が展開する点が魅力という。「目の前に情景が浮かぶような歌をお届けできれば」。当日は愛の讃歌をはじめ、ひばりさんの曲も披露する予定だ。
会場のル・ノルマンディは「窓から一望できる横浜港の景色も必見」と佐々木さん。豪華客船に乗っているような気分になれる空間で、名物のローストビーフなど伝統のフランス料理が堪能できる。「いつもとは違うおしゃれをして非日常の空間を存分に楽しんで欲しい」。魅力的なキャラクターに圧倒的な歌唱力。新しいシャンソンの魅力を発見できる一夜になるだろう。
18時〜21時、料金は1万8千円(食事、シャンパン1杯、税サ込)。予約は【電話】045・681・1841へ。
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