アメリカ・ノースカロライナ州で8月に開催するジュニアゴルフの世界大会「U.S.Kids Golfワールドチャンピオンシップ」に、松風台在住の伊藤颯汰君が8歳部門の日本代表として出場する。
同大会はアメリカのゴルフメーカー『U.S.Kids Golf』が主催。5歳から12歳のゴルフ選手、30カ国1200人が出場する。国内の代表選考会は3月から5月にかけて9回実施。各大会の成績を総合し、上位から各部門2人の代表選手が選ばれた。
伊藤君が代表選手に選ばれたのは昨年に続き2度目。「自信は半々だったので選ばれて嬉しい」と笑顔を見せる伊藤君。昨年は「初日に叩いてしまった」と、順位は41位と不本意な結果に。「今年の目標は10位以内でシード権を取りたい」と意気込みを見せる。
「緊張感」が魅力
ゴルフを始めたのは5歳の時。父・秀也さんに連れられたゴルフの練習場で興味を持った。「何でも興味を持ち、負けず嫌いな性格」と秀也さん。初めて出場した大会のスコアは81(パー36)。1ホール10打以内というルールのため、カップインできず大泣きをした。
この時の悔しさから、「もっと上手くなりたい」と、もえぎ野の39ゴルフクラブ、寺家町の緑ゴルフコースで日々練習を積む。指導に当たる39ゴルフクラブの宮田充さんは、「真面目に練習に打ち込む集中力がある」と話す。5月の選考会で2オーバー38、自己ベストを叩き出した。
伊藤君はゴルフの魅力を「緊張感」と言い表す。「過信はしない。楽勝だと思うパットも深呼吸をして真剣に打つ」。ゴルフから学んだことだ。
夢は「アメリカツアーに参加して賞金王」。小さなゴルファーに注目したい。
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