「『組長』プレートを作って配布」「もうすぐ盆踊り大会!」「ゴミ収集日のお知らせ」―。
下市ヶ尾地域の情報を新聞形式でまとめた「まちかど かべ新聞」が今月から発行されている。
発行するのは下市ヶ尾町内会の文化・広報部。同町内会の掲示板12カ所、町内会館などに掲示される。
目的は「住民への情報伝達手段の方法を増やすこと」。同町内会では、現在、年4回の町内会便りと回覧板で地域の情報を発信している。犯罪情報など、緊急性の高いものは回覧板を回すが、全世帯に届くまで、2、3週間かかることも。「もっと住民に直に伝えることも必要ではないかと考え、思いついたのが壁新聞です」と柏村茂会長。
壁新聞の発行は作成から掲示まで1週間。区役所や警察署から集まる情報を基に、柏村会長が原稿を書き、文化・広報部の下村正治さんがパソコンで割り付ける。「ただ、チラシを掲示板に張り付けるのではなく、情報を集約した『新聞』という形の方が、読みやすく、親しみやすい」と下村さん。新聞や情報紙を参考に、見やすい割り付け心掛ける。
7月1日に発行した壁新聞をみた住民から「読んだよ、いいね」と、声をかけられ、早速反響もあった。「駅や買い物に行く途中、掲示板の新聞に目をとめてくれればいい。回覧板、町内会便り、壁新聞で、地域の情報を周知させていくことが大切」と文化・広報部長の森征一さん。今後は、月1回以上、発行する予定。
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>