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歯科治療は『医療の総合窓口』 歯科レポート 高齢者に必要な口腔ケアは?
全身の健康と豊かな生活を維持するため、歯科治療を『医療の総合窓口』として、治療技術の向上と先進治療の研究開発を行う歯科医師が、山下歯科医院の山下修院長。「敬老の日」を控えた今月は「高齢者に必要な口腔ケアの話」について山下院長に聞いてみた。
残存歯数が約20本あれば食品の咀嚼(そしゃく)が容易であることから、厚生労働省と日本歯科医師会は「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という「8020運動」を実施。厚労省の統計データによると、80歳で20本以上の歯を有する人の割合は、約3人に1人以上の38・3%となっている。「これは世界的にも高い数値です。健康のため、歯があるからこそ口腔内を清潔に保ち、病気のリスクを回避しなければなりません」
近年、口腔内細菌が誤嚥性肺炎や心疾患など全身疾患を引き起こす原因と考えられている。特に、高齢者は誤嚥性肺炎などになり、死に至るケースもあるという。「口腔内環境を改善することで免疫力もアップし、全身疾患のリスク軽減にもつながっていきます」
歯周病を改善
高齢者の多くが悩む歯周病―。『口臭が気になる』『歯がグラグラする』など、あらゆる症状が発生するが、初期段階では自覚症状に乏しい。そして、気付いた時には進行がひどく歯周病の原因菌が歯槽骨(顎(あご)の骨の一部)にまで影響を及ぼしていることも少なくない。
また、一般的な歯周病治療は口腔環境を徐々に改善していくので、通院回数が多く、患者の負担も大きくなりがち。同院の歯周病治療は、人体に害のない「医療用除菌水」を使用。この除菌水で口腔内細菌やウイルスを死滅させた上で治療を行っている。
また、中〜重度の歯周病では、歯ぐきを切開する必要のないレーザーを併用。光の力で細菌や歯石を除去し、歯周病を改善していく(※自費診療)。治療期間は、ほぼ半日で終えることが可能となっているという。
20年程前から除菌水を導入する山下院長は「当院では歯周病治療ではなく、歯周病ケアに通院する元気な高齢の患者様も多いです」
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