鴨志田町にキャンパスを構える「日本体育大学」が、あす2日(木)・3日(金)に行われる第90回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場。今回で66年連続66回目の大舞台となる。前回大会では、30年ぶり10回目の優勝を果たした同大学。別府健至監督は「『何が何でも勝つ』という気持ちで、今年も優勝を目指す」とV2に向け意気込む。
真価問われる、2年目の服部主将
一昨年の大会では過去最低の19位となり、翌年の大会に出場できるシード権を逃した同大学。結果、前回大会は予選会を勝ち抜いての本戦出場となったが、下馬評を覆しての「復活優勝」を果たした。別府監督は「今年は昨年以上のメンバーだが、その力を発揮できていない選手もいる。やるべきことをしっかりやって大会に挑む」と話す。服部翔大選手が3年生の時から主将となり、チームを率いて2年。「これまででナンバー1の主将。最初から2年後が勝負だと思っていたので、今年が真価を問われる年になる」と別府監督。
個々の力は、前回大会以上
今大会のエントリー16人中、優勝した前回大会を経験しているメンバーは7人。本田匠選手・矢野圭吾選手・山中秀仁選手が13年3月に行われた世界クロスカントリー日本代表に選ばれたほか、服部主将は夏のユニバーシアードで2種目入賞。そのほかの選手も、関東インカレなどで入賞するなど、個々の能力は高い。しかし、「箱根」の優勝校として挑んだ「出雲全日本大学選抜駅伝」は3位、「全日本大学駅伝」は8位と、学生三大駅伝のうち二つは優勝を逃した。「箱根」を優勝したことで「チームの中に『勝ちたい』という気持ちより、『何となく勝てる』という雰囲気があったのでは」と別府監督は話す。
鍵は4年生のほか、成長著しい山中選手
三大駅伝の最後となる「箱根」で巻き返しを図りたい同大学。前回の「箱根」を走っている4年生の経験や、「出雲」の区間2位・「全日本」の区間1位など成長著しい山中選手の活躍、故障で「出雲」「全日本」を走れていない本田選手の復活などが優勝への鍵となりそうだ。
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