振り込め抑止に感謝状 青葉署が注意呼びかけ
感謝状を読み上げる北川署長（左）
積極的な声掛けで振り込め詐欺の被害を未然に防いだ（株）横浜銀行青葉台支店（馬郡（まごおり）恵太支店長）に対して、青葉警察署（北川常弘署長）は5月12日、署長室で感謝状を贈呈した。
4月24日、高齢の女性が１５０万円の預金引き出しのため同支店に訪れた。ＡＴＭの引き出し限度額を大幅に超えていたため、窓口に。女性職員が話をきくと「孫がサークルの旅行費が入った鞄を電車に忘れて、埋め合わせをしないといけない」ということが判明。振り込め詐欺の疑いがあるため上司に相談し、女性を青葉台駅前交番へ連れて行き未然に抑止できた。
同署管内の振り込め詐欺発生状況（1月〜4月末）は６件、被害総額約３２２０万円となっている。前年比プラス１件、約１２２０万円増。同署生活安全課担当者は「4月には２４００万円の被害が発生しています。お金を要求するような電話がかかってきたら振り込め詐欺を疑ってほしい」と注意を促している。
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