青葉区薬剤師会 活動伝えるプレート掲示 学校との連携柱に
青葉区薬剤師会(中村菊代会長)は各公立学校の名前が書かれた「学校薬剤師プレート」を作成し、学校薬剤師がいる薬局で掲示を行っている。学校での子どもの健康管理を同会が担っていることを地域住民に周知することで、安心して薬局を利用してもらう狙いだ。
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学校薬剤師は、青葉区の公立小・中・高校1校につき一人の薬剤師が担当となり、児童や生徒の健康のために活動している。区内では46校を35人の学校薬剤師が担当。水道水の残留塩素の検査や、給食室の衛生管理のほかに、たばこやドラッグ、アルコールに関する講演などを行っている。「学校薬剤師のことを多くの人に知っていただきたい。父兄の方で、学校の環境・衛生で気になることがあれば、相談してほしい」と学校薬剤師部会青葉支部の渡辺紀美枝支部長は話す。
さらに会の周知を
薬局の来店者からは「薬局はよく利用するが、薬剤師会のことは知らなかった」という声もあり、同会では周知が課題となっていた。薬剤師会は今後、導入されたプレートを通じて、学校関係者をはじめ広報の対象を広げていく方針だ。
掲示されているプレートを見た保護者に「うちの子の学校を担当してくれているのね」と薬剤師が声をかけられることもあった。「薬局は、体の小さな異変などを気軽に相談できる場所。会を通じて、薬剤師が普段していることを知ってもらい、生活の中でもっと利用してほしい」と中村会長は話す。
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